天河神社

芸能の神様を奉る天河神社

天河神社は、奈良県の天川村にある神社で、天河大弁財天神社という正式名称を持ちます。
この神社は市杵島姫命という宗像三女神の1つを奉っています。
この女神は、芸能の神様でもあるため、現在でも芸能人が芸事の向上や活躍を祈願するために、この神社を訪れます。

この天河神社の歴史はとても古く、飛鳥時代にまでさかのぼるとされています。
その後、弘法大師がこの神社を修行の場として留まっていたということもあります。
こうした経緯から、神社には今でも弘法大師にまつわる品々が残されています。

文化的な活動も幅広く行っていた場所でもあり、神社には30面に及ぶ能狂言の面が収蔵されています。
これらの面は、重要文化財にも指定されていて、工芸品として大変価値のあるものです。
こうした能などの舞台となったという歴史からも、芸能に深い関わりがあり、芸の神様を奉るといういわれにもつながっています。

パワースポットとしても注目される場所

天河神社がある天川村は、パワースポットとして注目されている場所でもあります。
この地名からも分かるように、天と地をつなぐ地点としてパワーが集中する場所と見られているからです。

この天川村はUFOの目撃情報が多い場所でもあり、こうした話も納得がいくものです。
中国の天の川伝説、七夕伝説にもあるように、天河という表現には天において異世界の人々をつなぐ場所という考えも含まれていますので、天のパワーを受けるに適した場所と言えるのかもしれません。

こうした背景もあって、現在でもこの地、そして天河神社を訪れる人が後を絶ちません。
神社自体には、このような天の川伝説に関係するような話はありませんが、パワースポットとして有名になっています。

弁財天の神様を奉じ商売繁盛を祈願する

天河神社の正式名称が天河大弁財天神社ということからも分かるように、この神社は弁財天様を奉っています。
弁財天はもともと、川の神様として崇められていました。
豊かな水の源となり、人々に恩恵を与えるという役割が転じて、利益を豊富に与える商売の神様、財を分け与える神様として奉じられるようになったのです。

こうした弁財天様のご利益に預かろうと、商売繁盛を祈願する人が連日参拝に訪れています。
また、芸能の神様を奉っているということもあり、例大祭には能楽の奉納が行われます。
こうした伝統行事を拝見する人々も多く、それぞれの祭礼や行事の際には多くの人で賑わいを見せます。

不思議な力を持つこの天河神社やこの地は、人々にパワーと幸福を与える場所ですので、パワースポットを探しているのであれば要チェックでしょう。
景色も素晴らしいところですので、一度ゆっくり時間を取って訪れてみるのも良いでしょう。