明治神宮

明治天皇と昭憲皇太后をお祀りしている神社

bdf4e77c4635862d50d7c01b5f0ae948_m明治神宮は渋谷区代々木に位置する神社で、明治天皇と昭憲皇太后を祭神としてお祀りしています。
明治天皇が明治45年に崩御されると、京都に葬られました。
しかし、市民の、東京に神宮を作りたいという声が上がり、1915年にこの地において神宮の着工が始まりました。

広大な敷地を持つ境内のほとんどは、日本全国から集まったボランティアによって造営されるなど、国民の総意に基づいて作られたのが特徴となっています。
また、明治天皇だけでなく、大正3年には昭憲皇太后が崩御され、やはりこの明治神宮にともに祀られています。

美しい景色を見せてくれる広大な境内

明治神宮は、70万平方メートルに及ぶ広大な境内を持っています。
外苑、内苑を合わせて230ほどの種類の木々が、17万本以上生えています。
当初植えられた植栽よりもはるかに増えていて、自然林として範囲を広げています。
こうした自然豊かな環境は、市民の憩いの場ともなっていて、人々に愛される環境を作り上げています。

この境内を造るに当たっては、様々な森林学者や建築家などが集結して、永遠に続くような園を目指してデザインを行いました。
ここでの造園過程は、日本における近代造園の基礎となり、他の場所における造園技術やデザインにも大きな影響を与えました。

また、神宮御苑はもともと大名の下屋敷として用いられていましたが、明治天皇が茶屋を建てたり、池を整備するなどして庭園を造り、明治天皇ゆかりの園として形を変えました。
その後も、整備がなされ明治神宮に付随する施設として、美しい景色を見せてくれます。

今なお人々に愛され崇敬の念を持たれる明治神宮

明治神宮はその後、第二次世界大戦中、東急大空襲を受けた際に、消失してしまうという憂き目に遭いました。
しかし、戦後になって日本全国から、神宮の復興を望む人々からの寄付が集まり、再建が進められました。
また、平成になってからは、神楽殿や社務所などが造営され、さらに明治神宮の規模が拡大、再建されました。

このように、長い年月に亘って日本人は明治神宮を大事にする心を持ち続け、寄付などを通してその存続に貢献してきました。
こうした明治神宮への思いは現在でもあせることがありません。

その1つの表れは、年始の初詣に見ることができます。
この時期には、300万人前後の人が集まり、日本で一番の賑わいを見せます。
これはひとえに、明治神宮への崇敬の念がとても深いということを示していると言えるでしょう。

これからも変わらず日本人は、明治神宮を愛し深い敬意を持っていくことでしょう。
特別の日に参拝をするだけでなく、心癒やされる場として普段にも訪れてみるのも良いでしょう。