箱根神社

箱根神社の由来

高天原に座す天照大神の神勅を奉り、日向、高千穂峰にお降りになった天孫瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)は、開拓の祖神です。
瓊瓊杵尊は地神大山衹神の娘である木花咲耶姫と結婚されて、御子彦火火出見尊が生まれます。

瓊瓊杵尊は霧島神宮御祭神、彦火火出見尊は鹿児島神宮の御祭神、木花咲耶姫は浅間神社の御祭神であり、この三神を御祭神として崇め奉っているのが箱根神社です。
箱根神社には古くから伝わる水恩感謝の祭「湖水祭」がありますが、ここには九頭の毒龍のお話が伝わっています。

九頭の龍、九頭龍のお話

霊前駒ヶ岳において修行苦行され、箱根大権現を奉った「萬巻上人」は九頭龍の話を聞きます。
この地には古くから毒龍がいて、しばしば龍が雲を呼び波を立て荒れ狂い、この地に暮らす人たちを苦しみ続けてきました。

上人は里に暮らす人たちを何とか救済したいと、湖水の壇に参籠祈誓し、法力で龍を調伏させます。
九つの頭を持った毒龍は懺悔し、やがて宝珠と錫杖、水瓶を捧持し帰依しました。
帰依した九頭龍を上人は手厚くお祀りし、毎年7月31日に湖水祭を執り行うようになったのです。

安産杉

境内にある大きな杉の木、これは古代山岳信仰の名残りといわれる幸運の木で、神代の高高天原より降臨された皇孫瓊瓊杵尊と木花咲耶姫命が結婚し、彦火火出見尊が誕生された神話に由来している杉の木です。
里の人たちはこの大樹を健全な母体の象徴とみて、信仰してきました。
源頼朝は箱根神社を崇敬し、御台所政子が安産祈願したところ、三代将軍實朝が無事誕生し、その後、民衆もこれに習い、安産祈願を行うようになったといわれています。

境内には霊妙杉という杉の木があり、この杉の木と共に安産守として伝えられています。
霊験あらたかな箱縁神社には、安産祈願に訪れる女性も多いのです。
この安産杉は絵馬殿と研修殿の間に位置しています。

箱根の霊水「龍神水」

箱根はおいしい水の宝庫ですが、箱根の霊水として名高いのが龍神水です。
汚れをはらい体の中の悪い物を全部出してくれるというありがたいお水で、ここには水をくむ人が絶えず訪れ、行列を作る事もあるというくらいです。

龍の口から勢いよく出る水は非常においしい水です。
箱根神社境内、苦渋龍神社新宮にあり、芦ノ湖から平和の鳥居を経て石段、表参道から山上、箱根元宮まで龍道が流れているというこの場所の水は、非常に浄化力が強いといわれています。

箱根神社にきたらこのお水は是非飲んでいきたいものです。
霊水の前に、このお水の説明がされています。

九頭龍神社新宮は「金」のエネルギーが非常に強い場所といわれています。
龍の口から出る霊水を手にうけて、身に着けている物を洗い清めることでそのパワーを持って帰る事が出来るといいます。